繰り返した箱は壁の1枚で直す — 外側の条件を直す順番を決める手続き
前回では、済み表を読み返して同じ箱の繰り返しを1行で数え、2回に達した箱を壁の見直しへ回しました。今回は、その壁の見直しの回し方です。回ってきた箱を月報とは別の1枚に置いて、外側の条件を直す順番を定めます。
課題:回ってきた箱を月報の行のままにすると話し合いに戻る
繰り返しで回ってきた箱は、置き場所と直す順番が決まっていないと、壁の見直しが点検と混ざって終わらない議論に戻ります。
- 回ってきた箱を月報の行のままにしておくと、壁の見直しが点検の欄で処理されて、外側の条件を直す話が始まりません
- 外側の条件を直す順番が決まっていないと、直す対象が一度に並んで、どこから手を付けるかを毎回同じ話にします
- 直した結果を残す欄がないと、直す条件と直した結果が月報でつながらず、箱がまた戻ってきたときに原因が追えません
壁の1枚で守るのは「直す順番の1行」です。回ってきた箱を1枚に置いて、外側の条件を直す順番まで1回の依頼で決めてしまいます。
道具:壁の1枚プロンプト
回ってきた箱の1行を渡して、外側の条件と直す順番を1回の依頼で出させます。順番の基準を先に固定するのは、並んだ条件を前にして毎月判断すると迷いが出るためです。
次は、壁の見直しの1枚です。繰り返しで回ってきた箱を渡します。外側の条件を直す順番を決めてください。
- 回ってきた箱は「箱名|繰り返し回数|最後に通した日付」の1行です(例: 障壁の箱|2回|11/4)
- 箱ごとに、外側の条件を「条件の1語|直す順番|直す期限」の1行に書きます(例: 見込みの鮮度|先|11月末)
- 直す順番は「先・次・後」の3つだけです。先=今月中に直さないと箱がまた戻る条件、次=1ヶ月以内、後=四半期以内
- 順番の基準は「直さなかったときに箱が戻ってくる速さ」です。戻りが速い条件を先に置きます
- 箱ごとに直す条件は最大3行です。3行を超える箱は「要分解」と書いて、1枚の中では順番を付けません
- 出力の最後に、箱の数と順番を付けた箱の数が一致するかの検算を出します
出力の形と読み方
回ってきた箱2行(障壁の箱|2回|11/4 と 断りの箱|2回|11/2)を渡したとき、道具は次の形を返します。
壁の1枚:
障壁の箱|2回|11/4
- 見込みの鮮度|先|11月末
- 案の文言|次|12月中
断りの箱|2回|11/2
- 断り理由の記録|先|11月中
- 再アタッチの間隔|後|1月末
検算: 箱の数2=順番を付けた箱の数2(一致)
読み方の核心は、直す対象が「箱の中の行」でなく「表の外の条件」に置き換わる点です。繰り返しの箱は行を処理しても戻ってくるため、1枚の行はすべて外側の条件です。順番が「先」の条件だけを月次の点検で追いかければ、1枚全体を読み直す時間は要りません。
検算
壁の1枚の品質も1行の式に落ちます。
箱の数 = 順番を付けた箱の数
合わないときは「順番漏れ」を1行で報告させます。漏れの多くは、条件を3行超えて「要分解」にした箱を、順番を付けた側にも数えてしまったケースです。要分解の箱は順番の対象外なので、検算で弾きます。
所要時間
1枚を作る判断が数分です。回ってきた箱の1行は前回の読み返しですでに出来上がっているため、条件の順番付けだけに終わります。箱が増えても月次の1回です。
まとめ
- 繰り返しで回ってきた箱は、月報とは別の壁の1枚に置きます
- 外側の条件を「条件の1語|直す順番|直す期限」の1行に書いて、戻りが速い順に先を付けます
- 条件が3行を超える箱は「要分解」として、1枚の中では順番を付けません
- 検算で、箱の数と順番を付けた箱の数の一致を保証します
次回
壁の1枚までで、繰り返しの箱を外側の条件に置き換える流れがつながりました。次回は、直した条件の書き戻しです。壁の1枚で「先」を付けた条件を直したら、元の箱の行に直した日付を1行で書き戻して、翌月の月報で箱が戻ってこないことを確かめる形を定めます。はてなブログ(実務編・毎日更新)では運用の細かい手を毎日書いています。
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